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vol. 07

きれい、賢い、最新トイレ

部分リフォームで人気が高いのは、キッチン、浴室、トイレの水廻りエリア。今回はトイレのリフォームについてご紹介します。

トイレは、ひとりになってリラックスする空間。しかし、汚れや臭いなどがあると居心地が悪くなってしまいます。また、来客時にキッチンや浴室を見せる機会は少ないですが、トイレは利用機会が多く、清潔感が気になるエリアでもあります。

そこでトイレのリフォーム。トイレがピカピカの新品に換わるのはもちろんですが、近年は節水やメンテナンスのしやすさなど様々な工夫が凝らされており、「リフォームして良かった」という声を多くいただきます。

ポイント1. 節水効果

意外と知られていませんが、家庭でいちばん水を使用しているのはトイレと言われています。(トイレ28%、風呂24%、炊事23%、洗濯16%、その他9% 出典:東京都水道局)。
15年以上前の標準的なトイレ(大)の場合、1回の水量は約13L。しかし近年のトイレは効率的に水を流す工夫により、1回あたり約5Lまで節水(写真1)されています。これは、従来型に比べて年間1万円以上もお得になる計算です。無理をせずに節水・節約できるのが嬉しいですよね。※使用頻度により異なります。

従来型(写真1)は水を縦に流していたのに対し、最近のタイプはトルネード状に流すことで、水量を抑えながら効率よく洗浄できるようになりました。

余談ですが、節水方法として給水栓を閉めて水量を少なくする、タンクにペットボトルを入れるなどの方法を聞きますが、設計された水量が流れないと配管のつまりに繋がる恐れがあるため、おすすめできません。

ポイント2お手入れしやすい形状

デザイン面でも進化しているのが今どきのトイレ。便座のフチを無くすことでお掃除がしやすくなった「フチなし形状便座(写真2)」や、陶器表面の凹凸をツルツルにして汚れを付着しにくくした「セフィオンテクト(写真3)」などにより、日々のお手入れがラクになります。
※TOTOピュアレストQR、ネオレストの場合

また、自動で除菌水をふきかけることで便座をきれいに保つ「きれい除菌水(次亜塩素酸水)」機能が付いたタイプも登場(写真4)。
きれいな状態が長続きするため、掃除の回数を減らすことができます。
※TOTOアプリコット(ウォシュレット)、ネオレストの場合

ポイント3.小型化によりトイレが広々

タンクや便座の小型化・効率化により、便器前の空間を広く確保。従来品と比較してゆとりをもって使えるようになりました。(写真5)

さらに広く使いたい場合は、タンクレスタイプ(写真6)がおすすめ。洗練されたデザインにより、トイレに開放感が生まれます。

ひと昔前のトイレは、工事する際に配管を繋ぐ必要があったため工事も大掛かりになりがちでしたが、今はアジャスターを使って工事をすることがほとんど。これにより工期や工賃の負担が軽減されました。トイレは家族のみなさんが毎日使う空間。ぜひこの機会にトイレの交換を考えてみませんか。
キャンペーンで掲載している以外のメーカー・タイプも取り扱っております。どうぞお気軽にリクラシーまでお問い合わせください。

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