Column暮らしに役立つコラム
vol. 12
おすすめエコリフォーム
一定の省エネ性能を持つ住宅のエコリフォームや住宅の新築に対して、ポイントが発行される制度“省エネ住宅ポイント”(旧住宅エコポイント)が2015年3月10日より開始されました。 Re:clasyではマンション内のエコリフォームにスポットを当てて省エネ住宅ポイントについてご紹介いたします。
エコリフォームについて
エコリフォームの対象は大きく分けて、①窓の断熱、②外壁や屋根などの断熱、③設備エコの3種類があります(画像2~4)。このいずれかの改修が省エネ住宅ポイント発行の必須条件です。なお、ポイントは一戸あたり 最大で300,000ポイント(1ポイント=1円相当)となっています。(耐震改修工事含む場合は最大450,000ポイント)
・エコリフォームの対象となる工事(画像1)
①窓の断熱改修(画像2)
②壁、屋根・天井又は床の断熱改修(画像3)
③設備エコ改修 ※下記5種類のうち、3種類以上を設置する工事(画像4)
その他の工事について
①~③のいずれかと併せて、④その他の工事等(ABCD)(画像5)を行った場合は、ポイントが加算されます。
例えば、内窓のリフォーム(①-1窓の断熱改修)を行った際に、併せて節水型トイレのリフォーム(Bエコ住宅設備の設置、大24,000ポイント)と手すりの設置(Aバリアフリー改修、6000ポイント)を行った場合は、30,000ポイントが加算される計算です。
④その他の工事等(画像5)
ポイント交換について
ポイントの交換方法は、商品券などと交換する「①商品交換」(画像6)と、その場で別リフォームに充てる「②即時交換」(画像7)があります。追加リフォームを検討されている場合は、手間の少ない「②即時交換」の利用がおすすめです。
①商品交換(画像6)
②即時交換(画像7)
獲得リフォームの一例
画像8は、獲得リフォームの一例です。階段など一部戸建ての表現も含まれていますが、ポイント数や窓サイズなど参考にしてください。
・省エネ住宅ポイント獲得リフォーム例(画像8)
資料引用 LIXIL 省エネ住宅ポイント制度 はやわかりBOOK
省エネ住宅ポイントは、リフォームによりポイントが発行されるお得な制度ですが、エコリフォームそのもので高い省エネ効果を期待できます。内窓や高断熱浴槽、節水トイレや節湯水栓などまだリフォームを行われていない方は、ぜひこの機会にご自宅の省エネ化をご検討されてはいかがでしょうか。
なお、省エネ住宅ポイントは申請期間が2015年11月30日までとなっておりますが、予算が無くなり次第終了となります。前回の住宅エコポイントの際も前倒しで締め切られており、早期に締め切られることが予想されますので、早めのご検討をおすすめいたします。
※本コラムは省エネ住宅ポイントの発行を保証するものではありません。制度の詳細やポイント数については、省エネ住宅ポイント事務局ホームページをご確認ください。