Case Report

わが家をバリアフリーリノベ。落ち着きの中に大人の遊び心を。

全面リフォーム

入居から22年、傷んだ箇所や配管を一新し、年を重ねても安心して暮らせる家にしたいとリノベーションを決意されたS様。床の段差をなくして動線も改善、室内ドアは引き戸に交換するなど家全体をバリアフリー化しました。キッチンはLDとの境界壁を撤去して、R型の下がり壁とカウンターを造作。LDKと隣接するホビールームの扉もなくし、1フロアの広々空間が実現しました。落ち着きの中に遊び心のある快適な住まいになり「自分で選びつくり上げた家は愛着もひとしお」と喜ばれています。

  • □築22年
  • □面積:71.13m²
  • □費用:1,169万円(税込)
    ※工事費用、それに伴う消費税額はお引き渡し当時のものです。
  • □構造:RC
  • □施工:東京ガスリノベーション

間取り

間取り

LDK、ホビースペース

リフォームビフォーアフター

リビング・ダイニングとホビースペースを隔てる折れ戸を撤去。さらに、キッチンの間仕切り壁もなくし、開放的でフラットなひと続きの空間へと生まれ変わりました。

キッチン

リフォームビフォーアフター

お客さまのご要望

  • 将来、車いすでも移動できるよう、床をフラットに。
  • リビングとホビースペースの間の扉をなくし、ワンルームに。
  • 対面式のオープンキッチンにしたい。
  • 寝室を広くし、結露を解消したい。
  • 置き家具はできるだけなくし、部屋を広く使えるように。

ご提案

  • キッチンの下がり壁をR型にしたいというご希望があり、曲げ寸や始端・終端位置を熟慮しました。また、Rの曲げ面の仕上げ方は、モザイクタイル貼りや曲げ加工仕上げなど熟考を重ねた結果、R壁自体を際立たせるシンプルなクロス貼りとしました。
  • 工事が進みスケルトンの状態になると、位置関係や高さをS様が把握しづらくなるため、軸組が立った時点で、住設機器やスイッチ・コンセントの位置、カウンターの高さに印をつけて打ち合わせを行いました。「カウンターの高さはもう少し低い方が良いかな?」などと現場で体感でき、ご満足いただける仕上がりにつながりました。
  • マンション工事でしたので、ご近隣への配慮や共用部の養生など職人さんともども気を遣い、管理人様からの評価も「今までで一番良い」と言っていただけました。

リフォームを終えて、お客さまからのご感想

  • 仕上がりを見て「やったー! 色やアーチの効果が出ている」と嬉しかったです。新築で入居した時とは違い、自分が選んだものでつくられているので愛着が深まり、きれいに保とうという気持ちが生まれました。
  • 当初、インテリアのイメージは全くなかったので、打ち合わせをしながら引き出してもらいました。私の希望を一つずつ掘り起こし、丁寧に聞き取った上で「生活するための家」という視点でアドバイスをくださり、デザイン的に遊び心がありながらも、快適で過ごしやすい家になりました。
  • 担当の方が浴室の天井裏まで確認したり、寸法を徹底的に測ったりしてくださる姿を見て「大丈夫。この方なら安心して任せられる」と思いました。