Case Report

日本の文化を存分に堪能する
築14年のマンション

スケルトンリフォーム

築14年のマンションを全面的にリフォーム。玄関から続く廊下やリビングすべてを畳にすることで、素足に直接感じる感触はフローリングの一瞬ひやりとした違和感をなくし、素材のあたたかさを感じることができます。
リビングは戸袋にすべて収まる可動式間仕切り扉を使用しました。広いリビングとして使うことができ、またお客様が来られた場合は部屋を二つに分けて閉め切ることもできます。これは和の空間を愛する施主様が固定概念を捨て、自由な発想を取り入れたからこそできた空間です。

  • 工法・構造:鉄筋コンクリート造
  • 築年数:14年
  • 専有面積:63㎡
  • リフォーム面積:63㎡
  • 施工期間:2ヶ月
  • 所在地:東京都
  • 設計・施工:イトーピアホーム株式会社
パウダールーム

玄関を入るとすぐに漂う和の薫りに不思議と心が穏やかになるのを感じます。お手入れがしやすいようにビニール製の畳を使いメンテナンスフリーに。さらに縁がない畳を使用し規則正しく並んだ市松模様の床にすることで全体の統一感を出しています。

リビング

吸気口やエアコン用の配管スリープなどのある壁の前には、格子を設け目隠しに。それを中心に窓まわりには日本の建築デザインにも多く用いられるシンメトリーに。左右に柿渋色のスクリーンをあしらうことで高貴な雰囲気を表現しています。夜はそこから漏れるやさしい光が心を和ませます。

キッチン

オープンキッチンは“隠す”と“魅せる”を上手く取り入れています。キッチン台よりも少し高いカウンター棚をつくり、手元の調理器具が見えないようになり、食器やグラスなどもたくさん収納できます。またカウンター奥のダクトの前にはガラスを用いることで視界を塞がず、キッチンとリビングとの隔たりをなくし部屋を広く魅せる効果があります。

リビング

土間を広く取り、廊下から畳とすることでマンションでありながら落ち着いた雰囲気になり、趣きある京町屋や料亭のイメージに近づけました。土間は鉄平石をイメージした黒のタイルを使うことで畳の緑色を引き締める効果があり、足下が滑りにくく重厚感を生み出しています。

キッチン

お風呂のガラスブロックは、リビングにつながっておりマンションの浴室とは思えない自然の光を浴室内に取り込むことができ、リラックスできる開放的な空間になっています。